› 軽トラ記者が行く 2 › 2013年12月06日
2013年12月06日
ウナギへの悩み
最近ですね
ウナギのことでよく悩んでおります。
ご存じのとおり、
ウナギの天然資源が激減しております。
種の存亡の危機です。
最大の原因は、乱獲です。
いや、もっと言えば
ウナギの薄利多売化、ファーストフード化でしょうね。
日本国民はもっと考えなくてはなりません。
水産大国として品格を持たねばなりません。
人工種苗生産ができず、天然資源に頼るしかない魚を
大量消費してよいわけがない。
大袈裟な話じゃないのです。
シラスウナギの量が
最盛期の1%を切っているというのですから
恐ろしい事態なのです。
ここまで減ってしまうとですね、
調査による捕獲ですら、資源をさらに減少させる要因になり得ます。
もちろん、遊漁(遊びの釣り)もそうです。
ウナギ釣り好きのボクとしては
大いに悩んでおります。
個人的にウナギ釣りを止めるのは
さほど問題ではありません。
悩んでいるのは2点。
1つは、
ボクがウナギ釣りをやめたとして、
それでも、こうして、啓蒙的な発信をしていく気持ちが続くかどうかです。
それが出来ないなら、
少量だけ釣りながら、啓蒙的な発信をして行くという
今のスタイルの方が、
わずかであっても資源保護に効果がある気がします。
無関心なまま鰻丼を食べ続ける人を減らすことが
最も大事ですから。
とはいえ、ウナギ釣りを止めなければ
後ろめたさは残ると思います。
それはそれでいいですが。
もう1つは、
市民の川離れを進めるようなことはしたくないという悩みです。
将来の川を見守っていく人が減るのは恐いことです。
「夜釣りはやめよう」
なんて絶対に言いたくないのです。
う〜ん・・・
考えるのが面倒くさくなってきたぞ・・・
今日のところは、これにておしまい。