都心のクスノキ

ぶんや

2013年10月22日 06:41


昨日、豊田市長の定例記者会見がありました。






メインの話題は英国ダービーシャーとの

姉妹都市提携15周年事業について。




ですが、

ボクがいちばん関心を持ったのは

豊田都心・喜多町にあるクスノキの話題です。



豊田市駅前通り北地区の再開発が始まりまして、

来年には、あの一帯の古いビルが取り壊されます。

そこに、新しい再開発ビルを建てるわけです。

巨額の税金も投入される事業です。




その場所に樹齢150年ほどのクスノキがある。

再開発組合としては伐りたいわけですが、

150年も生きた大木を、そう簡単に伐って良いはずがない。




で、市は

エコフルタウン内への移植を考えたようです。


「市民や関係者の意見を聴いて、年内にどうするか決める」


今回はそんな発表がありました。




この件については、今週の矢作新報で書くので

ここで詳細は書きません。




巨額の建設費を払って再開発ビルを建設する。

そこに大木がある。

効率や経済性を考えれば、そりゃ、伐りたいでしょうな。

でもですね、

効率優先、経済優先で、おかしくなった世の中です。

そのことに気付き始めた今の時代に

前時代のようなことをして良いとは思えない。




移植も悪くないですが、

(移植するとは決まっていません。伐るかもです)


クスノキを避けてビルを建設したら、

それだけで、心あたたまるビル街になると思いますけどね、ボクは。








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