カモの砂肝
狩猟シーズンは2月15日で終了しました。
あまり出猟できなかったな〜。
この週末に捕ったカルガモを解体している写真です。
この2羽、体のサイズはほぼ同じ。
心臓のサイズも変わりません。
ですが、
砂肝のサイズがだいぶ違う。
右の個体の方が、ずいぶんデカイですね。
こんなにデカイ砂肝は初めて見たカモ。
砂肝ってのは、砂嚢(さのう) とも、筋胃とも言います。
砂や小石も使って、食べた物をすり潰す消化器官です。
筋肉の塊ですわ。
てなわけで、砂肝を開けてみましょう。
何食べてると、こんなに砂肝が発達するわけ?
ほ〜ら、砂だらけ
ん? これは・・・
ほほ〜 貝を食べてますね。
カワニナやら、シジミやら。
マガモやカルガモ等の、いわゆる陸鴨は
ふつう植物食傾向が強いのですが、
こいつは肉食派のようです。
砂肝の内側には、こんな厚い皮があります。
砂で貝もすり潰すのですからね。
食べる時は、この皮は剥がしますよ。
コリコリした食感がいいですな〜。
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