カモの砂肝

ぶんや

2014年02月17日 09:11



狩猟シーズンは2月15日で終了しました。

あまり出猟できなかったな〜。




この週末に捕ったカルガモを解体している写真です。

この2羽、体のサイズはほぼ同じ。

心臓のサイズも変わりません。

ですが、

砂肝のサイズがだいぶ違う。

右の個体の方が、ずいぶんデカイですね。





こんなにデカイ砂肝は初めて見たカモ。




砂肝ってのは、砂嚢(さのう) とも、筋胃とも言います。

砂や小石も使って、食べた物をすり潰す消化器官です。

筋肉の塊ですわ。





てなわけで、砂肝を開けてみましょう。

何食べてると、こんなに砂肝が発達するわけ?




ほ〜ら、砂だらけ




ん? これは・・・







ほほ〜 貝を食べてますね。

カワニナやら、シジミやら。



マガモやカルガモ等の、いわゆる陸鴨は

ふつう植物食傾向が強いのですが、

こいつは肉食派のようです。





砂肝の内側には、こんな厚い皮があります。

砂で貝もすり潰すのですからね。




食べる時は、この皮は剥がしますよ。

コリコリした食感がいいですな〜。









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